たとえ〝音楽産業〟が死んでも、〝音楽〟は死なない。

コロナ, 工藤シンクの世界, 文化

たとえ〝音楽産業〟が死んでも、〝音楽〟は死なない。

それほどまでに根源的なもの。

そもそもクラブもライブハウスも、野外フェスだって…それらはアンダーグラウンドカルチャーとして、はみ出し者たちが集うことから興ってきた。

ロックにヒップホップにエレクトロ、Jazzだって何だって…新しい音楽はいつだって逆境やその情熱、当初は理解もされぬカウンターカルチャーから誕生してきた。

ひと昔前、世界の最先端音楽シーンの一端はアルゼンチンにあって…それは国が破綻して一夜にしてお金が紙切れになった体験を経て、アーティストたちが産業から解放され〝自由な表現〟に目覚めたところが大きかった。

100年前…メキシコで革命が起き、読み書きできない民衆たちにその情熱を伝播させたのは壁画と音楽、アートだった。

その昔…ヨーロッパでルネサンスは確かに興った。

それらは…太古から興り続けてきた。

 

それほどまでに根源的なもの。

今も世界中に音楽が溢れている。

音楽は死なない。

 

( ※珍しくポエムな投稿ですが…コロナウィルスがエンタメ産業に壊滅的な打撃を与えるなか、いちアーティスト、いちミュージシャンとして感じた想いです )

((〝魂の音楽〟と〝産業産業の音楽〟で意味は変わってくるけれど、、、僕が萌えるのはいつだって『手探りで未開な現場』であり『その向こう側』のほうにこそ。そこにある〝情熱〟のほうにこそ。 ))

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