子供に教えること、教わること(2)

子供, 工藤シンクの世界

『僕じゃないもん』『私じゃないもん』

注意や説教をすると、子供たちはよくこういいます。

『○○ちゃんだって、、、』みたいなのも常套句ですよね。

 

…これを聞くたびに僕は最低な気分になります。

『誰かのせいにして自分で解決しない』だなんてすごくイヤ、『愚痴』みたいな世界観は不快極まる性分なんです。
そのたびに僕は子供たちに「ダセぇ!」といい、〝解決してみせる〟という大人なりのクオリティをみせつけるようにはしてるんですが……

…それにしても、子供というのは本当に未熟だと辟易します。
(〝未熟〟だからこそ〝子供〟なわけで、それが許せない僕も大人じゃないわけですが)

 

『ほんと子供ってヤツは……どうしたらいいんだろう?』と、僕はいつも考えています。

どうしたら全てを自分ごととして、美しく解決することの喜びを伝えられるのか?
教育の仕方はいろいろあれど、やはり〝体験をもって〟成長してほしいし、それでしか本当の成長はないですし。

僕の結論はこう至りました。

『どうせ大人になればなおるから、いいか』

……諦めたんです(笑)

 

結局は大人になるしかない。

大人になるにつけ様々な体験・経験をし、この世界は全て循環・相関していて自分次第だと知り、成長し…自ずとそうなるしかない、と。

………あれ?

大人になったらなおる???

 

よく考えたら……大人も変わらなくないですか!?

  

〝大人〟と〝子供〟の明確な線引きなどないとはいえ、、、多くの大人たちも他人のせいにして愚痴りあっているのをよくみうけます。
言葉は上手になり、論理武装もしたたかになるとはいえ…根本的には『僕じゃないもん』『私じゃないもん』『○○だって、、、』といっているだけの大人も多いじゃないですか?

 

そこに気付けた僕は……またひとつ大人になれました。

『これは、子供だけの問題ではないぞ、、、解決できないかな!?』と。

 

考えてみました。

では、そこにある〝違い〟はなにか?
そのラインで僕の知り得る大人たちを吟味してみると、、、、、大枠で〝成功者〟タイプと〝ザコ〟タイプに分かれるような気がします。
『解決しつづける人』と『依存しつづける人』といいますか。

逆にですよ、『他人のせいにしている成功者』を想像してみてください。

反対にですよ、『他人のせいにしないザコ』を想像してみてください。

……どうですか?

 

 

自由奔放に育てている娘の あり にも、僕は久しぶりに強い教育をしましたよ。

『成功したいなら、幸せでありたいなら、人のせいにするな』

とね!

  

(※コロナウィルスの動乱のなか、SNS等で世間の大人たちを眺めていたら逆に気づかせてもらえたことです)

 

 - 20’3.31 追記 –
特に女の子においては依存(甘え)も大事、〝成功〟のための大切な要素だとも気づけました。
そこに可愛げがあれば、お引き立てもおこりやすいですから。
(わが娘においても、自立されすぎてもパパはイヤだし(笑))

 

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↓工藤シンクの子育て観、その1はこちら

 

↓『この世界は全て循環・相関していて自分次第…』というところでは

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