新時代の世界のリーダーは日本人(1)

人間学, 哲学, 工藤シンクの世界, 新世界

『これからの時代の世界を牽引するリーダーは日本人』
このようなことが、各方面でささやかれています。

日本人が世界を牽引するだなんて、ちょっとピンとこないかもしれません。
現在、世界的にみても日本の政治経済的な影響力は低く、日本人の精神性もひ弱にみえますから。

でも、それでいいのです、それでこそいいのだと。

僕はそんな日本人の可能性と重要性にピンときているひとりです。

どういうことなのか?

それは既存のリーダー像とはちょっと違う視点かもしれません、なにせ〝新時代のリーダー〟のお話ですから。

ここに、僕なりの解釈をお伝えします。

 

新しい時代への転換期

時代の転換期……とすれば、これから世界は混乱する可能性があります。

それは社会経済情勢や気候変動、災害的な側面などからみても、みなさんが感じていることかとおもいます。
例えば国が破綻したり大災害があり政治経済が機能しなくなれば、世界の国々では暴動や奪い合いがおこるかもしれません。
現状の世界は資本主義競争社会システムベースで巡っていて、その仕組みが破綻すると全てが破綻するからです。

日本の場合はどうでしょう?
みなさん、想像してみてください。

当初は混乱もするでしょうが……その先に、助け合いがおこり、この島の豊かさと持ち前の器用さと発想力を発揮して生きていく…そんな想像ができませんか?

日本という島は世界でも稀にみる豊かな気候風土をもつ恵まれた環境ですし、日本人は世界でも稀にみる豊かな創造性と勤勉性、真面目さ、優しさ、和を尊ぶ精神を持った人々です。
その本質は現状の資本主義競争社会のしがらみが外れた時にこそ発揮される気すらします。

在るものと叡智を活かし、助け合い、発展させる。
それで幸せに生きる。

日本人ならきっとそうするし、そうなると確信しています。

それをみた世界中の人々が『それで大丈夫だ』と、『それでいいじゃないか』と知る。

『この豊かな地球で、助け合ったらいいじゃないか』と知る。

 

それだけのことです。

僕のイメージする『日本人が世界を牽引するリーダーになる』とは、そういうニュアンスです。

現状は色々あれど、この先を見据えて、日本人はこの豊かな島で本来のまま活き生きたらいい。

そう感じています。

 

その(2)へ続きます。

 

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