〝すずめの戸締まり〟と工藤シンク、真面目に面白話

くにつくり, スピチリュアル, レビュー, 工藤シンクの世界, 新世界, 村づくり

〝すずめの戸締り〟考察の、斜め上をいく個人的な面白話。

新海誠の最新作〝すずめの戸締り〟を観て、個人的にかなり面白いポイントがあったのでお話しします。

ここに綴るリアル現在進行形のお話は、ある意味これからの激動の時代にむけてみなさんの『生きる道』を、ちょっとだけお気楽に〝ひらく〟かもしれません。

そして『工藤シンクが〝#村づくり〟〝#くにつくり〟とし、日本中をひた走り何をしているのか?』の理解を、ひとつ深めてもらえるかもと。

世界は意外と漫画みたいで馬鹿馬鹿しいほどの連続で動き、巡っているのだと!

新海誠の提示する世界

新海誠の近年の作品には日本神話のオマージュが多分に散りばめられていていて、そのスジでみると特に瀬織津姫的なガイダンスが込められているといわれ、それは簡単にいえば近代2000年に封印されてしまった歴史以前のメタファーといえます。
新海誠はいよいよ到来したこの大転換と解放のタームに、それらを見事なメタファンタジーとして世間に投げかけているという見方ができるのです。
新海作品が現代日本人の情にうったえ、スピリチュアルなシーンにも響くのは、そういったところにもあるのだと。

〝すずめの戸締まり〟においては主人公の[岩戸すずめ]の名前の由来は天の岩戸を開いた[アメノウズメ]だと明言されており、アマテラス主流だったこの2000年を経て『ウズメが戸締まりをする』というテーマ自体が、まさに瀬織津姫時代の再来を象徴してるという見方ができます。
もう一人の主人公である[宗像]も宗像大社を想像できますが、宗像三女神のひとりが実は瀬織津姫だといわれています。

親愛なる草場一壽氏の描く瀬織津姫(草場一壽工房)

 

何のこっちゃ? というところかもしれませんが……逆にいえば知る人にとっては、新海誠はそういった情報を見事に調理し、コンテンツとして伝えてくれていることがみてとれるわけです。

そして僕は、〝すずめの戸締まり〟を観て、逆に「何のこっちゃ?」となってしまいました。

工藤シンクの動き

さて、僕は〝神話〟や〝神様〟といったものには興味がないタイプの人間なんですが、なぜだか瀬織津姫だけには特別な感情を持ってしまっています(なぜそうなのか、ほんと自分でもよくわからないのですが)。
そして面白いことに、この1年はまるで漫画のような流れのなか、否が応でもそのシーンに関わっていくことになっていきました。
『最近の工藤シンクはスピリチュアルに傾倒している』などといわれることがあるのですが、まさに現代スピリチュアルシーンに燦然と輝くシンボルのひとつが瀬織津姫であり、そういう意味ではこの現場はまごうことなくスピリチュアルの真骨頂です(その現場についても漫画数冊分になるくらい面白く濃密なので、またの機会にお伝えできたらとおもいます)。

さて、工藤シンクの現在のテーマは『日本中に村をつくり、繫げ、解放していく』です。
そのひとつには『政治経済崩壊や大規模自然災害が起きたときに、多くの人々が負担なく幸せに生きられる環境にしておく』ということがあります。
もうひとつ、村づくりで肝心なのは〝場開き〟です。
『使われていない土地家屋、人々の気持ちをひらく』ということが〝村づくり〟の起点ですから。

そうやって全国を奔走するなかで、避けて通れず、何度も出向くこことになる要所が宮崎県でした。
そして南宮崎の海岸線、海を見下ろす丘の上に、僕がかねてから惹かれてしょうがない広大な廃墟群があるのです。
その廃墟はもともとは結婚式場リゾートで、華やかな過去を彷彿させるがことは容易ながら、今は荒廃しきっていています。
僕はその土地に惚れ込んでしまい、『ここに村をつくりたい』という衝動にとりつかれていました。
そんななかの2022年の夏、これも漫画のようなお導きがあり、僕はその廃墟を衝動のみで買うことにしたのです。
相当な金額であり、なかなか具現化できないところではありますが、なぜか気鋭のビジネスマンや投資家が注目する案件にもなってきています。

そんななか、新世界づくりの仲間であり最も信頼するチャネラーである優花(ゼウ氏)からこのようなことをいわれたんです。
『あの廃墟は地震を司る南海トラフの龍のエネルギーで、その龍は怒っているよ』

…もう、何のこっちゃ? ですよね。

南海トラフといえば大地震のトリガーとして懸念されるあの海溝ですし、それが怒っているだなんて怖いじゃないですか。

しかも、ここでまた登場する〝〟の存在。
僕の2022年の動きは瀬織津姫が絡むと同時に、 各地様々なにまつわることがあまりにも多い。
そもそも、瀬織津姫を司る女神でもあるんです。

…ほんと、何のこっちゃ? です。

龍や地震はさておきも、廃墟を高額で買ったところで場を整えるだけで相当な時間とエネルギーを要するし、そもそも商売に使うつもりもないのですから、僕に一般的なメリットは何もないわけです。
それをいったら『日本中に村をつくり、繋げ、解放する』ところで、工藤シンクには何のメリットもないんです(もちろん日本列島に村々ができ、人々が最高! となれば本質的にはメリットでしかないんですが)。

いよいよ、僕は人生かけて何をしてるんだ? とはなるわけです。

しかし、『そうしたい』としかおもえない。

もう『そういうお役目でいいや!』とひらきなおるしかない。

そして、その廃墟を買うにあたっては土地と様々な人と向き合い……いつしか僕には『この荒んだ廃墟が、美しく人と自然と調和してほしい』とだけおもえるようになり……なお意味もわからず衝動のみで動いているだけなのです。

 

そして〝すずめの戸締り〟を観て

そんななか〝すずめの戸締り〟を観たんですが、ちょっとびっくりしました。

ざっくりとしたみかたをすれば〝すずめの戸締り〟は『人間が開発し、放置され荒廃した土地の歪みが大地震をおこすので、それを鎮める』というストーリー設定です。
そして物語の起点になるのが[宮崎県の南、海岸の町の山のなかにある廃墟]ですよね。
これが実は、僕が買おうとしているその廃墟と位置がドンピシャなんですよ。

↑まさに、ココです

 

↓主人公のすずめが暮らす町の海を見下ろす情景も、まさにその廃墟からの光景とそっくりで息を飲みました。

上が劇中の光景、下が廃墟からの光景。似た景色がひろがっています。

 

これに関しては『奇跡だ!』みたいなことをいうつもりはありません。
簡単なことで、新海誠は〝すずめの戸締まり〟で地震の根源を扱っていて、それを南海トラフになぞるならばエネルギースポットの一端は宮崎県のその一帯にあたりがつくからです。
そして新海誠は今回のテーマを『人間が開発して放置された土地を悼む物語』という設定にしていますから、廃墟が登場するのも当然です。
新海誠が僕の買おうとしてる廃墟のことを知ってるわけではないとはおもいますが、個人的には『そうきますか!』となりますよね。

もちろん『自分は〝閉じ師〟だ』なんて昂ることもありませんよ(むしろ〝場開き師〟でありたい)。
ただ、物語で宗像がそうであるように、地震を止めるお役目が経済的な利益を産むわけでもないし、社会的な賞賛を得るわけでもない。
このポイントには共感してしまうし、グッとくるものがあります。

 

そして愛媛へ

さて、ストーリーは映画も工藤シンクもここで終わりません。

すずめたちが宮崎の次に赴き、〝戸締まり〟をすることになるのは愛媛県。
そして工藤シンクもまさに今、2023年の1月末に愛媛県に呼ばれ、赴く矢先なんです。

2022年の秋、ある女性から『愛媛にきて村づくり、場開きをしてください』と連絡がありました。
宮崎県に明らかにパワースポットである古民家があり(これも例の廃墟からほどない距離にあるのですが)、そこの〝場開き〟のご神事で出会った女性からです。
四国の動きの大切さにピンときた僕は快諾したわけですが、これも後ほど〝〟絡みの場開きの流れだと知ることになるのです。

ちなみにもうひとつ、その時の宮崎の古民家で出会ったのがTOLAND VlogというYouTuberふたりで、彼らと意気投合したことにより僕は10年育んだサイハテ村を飛び出し〝#愛知の村づくり〟をし、果ては全国での村づくりをする展開になったという経緯もありまして。

そして先日、その愛知の村にやってきたチャネリングマスターからこんなことを言われたんです。

『シンクさんは愛媛に行ったほうがいい。大三島は瀬織津姫の本流だから。』

愛媛行きますよ! そして、ここでもきますか瀬織津姫

さっそく愛媛の女性にそのことを連絡すると、当然のように大三島にいく流れになり、、、

 

ストーリーはつづく

さて、ここまでが2022年末までのストーリー。

何のこっちゃ⁉︎ ですが、なかなか面白くないですか?

僕は2022年の10ヶ月、家も持たず無一文で流れのまま〝全国で村づくり(場開き)〟をして生きてきましたが、まさに漫画みたいな日々の連続でしたよ。
↓例えばこれが2022年の7〜8月の2ヶ月間の僕の動きです。

無一文とはいえ…人生で一番動き、人生で一番豊かな食べ物を食べ、人生で一番学びと成長があり、人生で一番楽しんだ年! といえるくらい充実していましたが、、、こういった動きとお導きは、人間の意思を超えた大きな力が蠢いていると確信できた1年でもありました。
結果、4つの村を立ち上げ、多くの場開きに立ち会いました。

ネットにはまだ書けないようなこともたくさんあり、ここでお話できるのはどうしたってほんの一部ですが、、、

この現在進行形のストーリー、進展ありましたら随時加筆していこうとおもいます!

2023年の工藤シンクは、だいぶ『やらかす』とおもいますよっ

お楽しみに!!!

 

 


〝すずめの戸締まり〟の考察については〝#愛知の村づくり〟を共にするToland Vlogのものが別格です。〝君の名は〟〝天気の子〟の考察回もあるので、併せてみるとより高精度です。

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