工藤シンクのフリースタイルラップ([革命]だの[恋]だの)

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工藤シンクがなぜ熊本にエコビレッジ サイハテをつくり、10年育んだサイハテ村を飛び出してなお『日本中に村をつくり、繋げ、解放する』ために飛び回るのか?

そして愛と自由に満ちた動きのなか、行き着いた大切なものは……一周まわって〝恋〟!!

先日のRAINBOW CAMPでの45分ノンストップ フリースタイルラップより、特にみなに味わってもらいいパートの字幕付き映像にくわえ、全歌詞掲載の第一弾です!

(( 以下、歌詞 ))


改めまして、工藤シンクです

熊本で〝エコビレッジ  サイハテ〟っていう 村をつくって…
『エコビレジ』 1万坪に30人暮らしている〝村〟

10年前…あれから10年『お好きにどうぞ』で

村には ルールも リーダーも なくて
村長も 部下も なくて
仕事もなくて みんなそれぞれ毎日 好きなことやって

10年たった〝エコビレッジ〟 が 熊本にあり

さっきも言ったとおり日本中に そういうのをつくって 繋げれば…
この 政治経済とかが どうなっても大丈夫だなぁ と思って

じゃぁ、そのへんのことを 次の曲で 語ってみよう…

- - - RAP《サイハテ!!》- - -

しっとりと きかせてみよう 俺の想いを

まぁ いうて…
僕って人間が子供のときから『なんか生きづれぇな』って思ってたんだな 今思えば…
『世界をどうこうしよう』じゃなくて『自分がどうにかなりたい』だけだったんだな

でも 資本主義競争社会に産まれて

それはそれで 素敵だった指向
切磋琢磨の先にあった
クオリティーがあがってる

だけども…そこに産まれた僕は 虚無だった

なぜなら そこにずっと〝競争〟があってさ
目の前の人が 友達が 全部 仲間が 敵でもあるって

そういうこと…

いい高校 いい大学はいって いい会社にはいって
出世して…死ぬまで出世して…勝っていかなきゃいけない…

そこに虚無を感じた そこに歪みを感じた

そんなところで生きたくないって 思ったのさ

そこで僕は『なんとかしよう』って逃亡をはじめたのさ… 社会から  

競争しないでいい 世界をつくりたいって思った

じゃあ どうすればいい?

そのシガラミは 必ず人間の中にあって
それはルールで縛られていたりする

そう、どうだろう? 

だって『汝、殺すなれ』って…『汝、殺すなれ』っていうから 君は殺さないのかい?
『汝、盗むなかれ』っていうから 盗まないのかい?

そんなことないよね?

法律が縛ってるからあなたは そういうことをしてるのかい?
この社会のルールがあるから あなたは そういう行動を選んでんのかい?

やりたくもないことを やってんのかい?

競争…勝ち続けるゲームに熱中してんじゃないのかい?

必ず 勝ったら 負ける人がいて その二極化が 今なんじゃないのかい? 

そして クオリティーもやりつくして見失ってんじゃない?

世界よ!

それをなんとかしたいっておもったら…まずは… この資本主義競争ゲームから脱却した民族をつくるしかないっておもって

まず 1万坪の土地をおさえて 熊本につくったよ

それが〝サイハテ村〟だ

名前も〝サイハテ〟ってイカしてるぜ!

『手の届かない存在』をつくりたかったんだよ

実際 10年やった 子供も10人いる
みんな 自由に生きてる
幸せがある 僕の娘もいる

OK!  この手応え、これが 世界中 日本中に拡がってけばいいんじゃねぇかな って思って…

僕はサイハテを飛び出した

そして日本中に……
「村をつくっていこう」と思って

今は 愛知県の常滑に 1個 土地と海沿いのメッチャいいとこおさえて…

で、まぁ、やっぱり 時代ってのはございますもので
世間ってのは  そういうものを 求めだすもので

いよいよ この世界に  不安が満ちてきている この ギスギスしている 時に

日本中から 僕に声がかかります

「日本中に〝村〟があったらいい」
それぞれの個性の〝村〟をつくって いきたい

自分たちの幸せ 自分たちの子孫
子供たちの 未来を考えた時に…

僕は知っていますよ

だから 日本中こうやって 飛び回って
みなさんの 気持ちを 受け止めたときに

あ、これは…ひとつ、答えだと

だから どんどん土地が 僕のところに
「ここに村つくってください」……

日本中の人から 声がかかってまして

今、宮崎で また 村をつくりはじめて
また 熊本でもつくりはじめてるので

ガンガン つくっていくので みててくださいね

おそらく日本中に みんなが求めてる
自立 少数 分散な村ができて 繋がっていくでしょう  

そういう 革命もあるでしょう

 

- - - RAP《恋のうた》- - -

でも ひとつ気付いたことがあった

そうやって、、、
僕は村を飛び出した
10年育んだ村だ
仲間たちもいる

まるでファミリーのような村を飛び出して
日本中…しかも無一文で 飛び回って
イマもココにいるんだけど

何かひとつ足りないものが必ずあった…

そう、みんな自由を求めてるよな
自由っていいよな
自由自在を求めてるよな

自在がいいのさ
自由っていうのは自在の先にある

どんな状況でも柔軟に対応できる その知識 経験 発想 意識なんだとおもうけど

僕は自由すぎて 何かを失っていたのは事実さ

そう! 何かが足りない

そう、自由すぎて 何でもできる

今日 何しよう?

想うことは 何でもできる

可能性も満ちている リミットもない

でもそこで 何しよう? って
あまりにも あやふやすぎて いつだって 足りない 何か一点があった…

ソレを〝恋〟と名付けた

そう 一点… ブレない一点…

チューニングするのは…そう〝恋〟なのさ

世界は〝愛〟で満ちあふれてる
そう そうって事は… 全部〝愛〟さ

満ち足りた〝愛〟のなかにいて
アナタと アナタと コノモノと あのヒトが
どう僕のなかに 切り分けられるかといったら

一点… ソレの指針は

そう 気付いたぜ

ソコに… ソレは…
〝恋〟だった!

好きな女性 好きな色 好きなカタチ 好きなデザイン 好きな環境

ソレを選ぶのは
〝愛〟じゃなくて 〝恋〟だった

そこに 気づいた

そう みなさん〝恋〟していこうよ
〝恋〟をしていこうよ

燃える 一点の〝何か〟さ
そこに執着できる〝何か〟さ

〝愛〟は満ちてる
〝恋〟は一点…… 一点さ

ソコを大事に 指針にして生きていきましょうYo!

〝愛〟は全てに満ちあふれてる
過不足なく 全部包み込んでしまってるから

そこに情熱を…情熱をこう…情熱を傾ける 一点…
そのエネルギー 引力か…

その引力を〝恋〟って 僕は名付けた

〝恋〟を指針にしてみた
その情熱 そこにいく 一点さ 着火点さ

そこを大事に 羽ばたいてくと どこまでも飛べるさ

そう 〝愛〟を超えていけるのは〝恋〟だと おもったのさ!

いうてみんな 自由さ
いうてみんな 自由さ

みんなだって 想うことは 自由さ

だから 〝自在さ〟を手にいれるのさ

〝本当に大事なもの〟を 見つけるのは、、、、、何か?

(、、、はまた、次に持ち越してみよう)

- - - - - - - - - - - -

※ 一番大切なところで曲が終わるという、、、まさにフリースタイルにして、完璧なガイダンス。

(このLIVE、前日にネットからフリー音源ダウンロードして、適当に45分並べて、出たとこ勝負! というスタイルでした)

 

↓この日のフリースタイルラップのなかで、これこそが今の工藤シンクの〝最も伝えたいこと〟だったかも。是非きいてみてね!

 

↓工藤シンクのフリースタイルラップ、これまでの様々はこちらから鑑賞できます!

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